トレーダーって聞いたことありますか?株式や債券、為替などの金融商品を取引し、利益をあげる仕事をする人のことです。金融商品は値段が上下に変動します。その売買を繰り返すことで、差額を手にします。
トレードできるものは
- 投資信託
- 債権
- 株式
- 外国為替(FX)etc…
最近ではネット証券などの普及が進み、個人でも気軽に投資できる様になりました。
個人トレーダーなら特に資格不要ですし、学べば身につく技術です。
副業としてトレーダーデビューしてみようかな?という方に向けて、メリット・デメリットをまとめてみました。
メリット
ネット環境があればどこでもできる
最近はネット環境があれば、スマホやパソコンを使って、どこにいても投資取引ができます。
トレードの手法によりますが、取引中はパソコンの前で座りっぱなし、のようなこともありません。
スマホには、使いやすいアプリもたくさんあって、通勤途中の電車の中や、自宅やカフェなどの好きな場所で取引が可能です。
自由な働き方で収入を得られるところが、トレーダーの魅力のひとつです。
失業や定年の心配がない
トレーダーには、失業や定年という概念がありません。
やる気があれば、いつまでも続けることができます。
職を失なった時や、会社を定年退職してからの不安も、兼業トレーダーであれば、トレーダーとして収入を得ることが可能です。
収入が途切れないというのは、大きな安心材料でありメリットといえるでしょう。
効率よく資産形成できる
トレードを始めることで、効率よく資産形成が可能です。
昔は銀行に預金しているだけで、年利7%もの利子がついていた時代がありました。しかし現在は、銀行に預金したとしても、もらえる金利は0.002%と低金利です。これでは資産形成には使えません。
トレードの利回りが10%出せたとすれば、10年あれば2倍程度に増える計算になります。
トレードの規模や勝率にもよりますが、銀行に預けているだけで通常の収入を貯めるだけよりも、資産形成できる期間が短くなるのでお勧めです。
専業だと出てくる問題も、副業にすることでリスク軽減できる
ここまでメリットを見てきて、「専業トレーダーの方がいいのでは?」と感じた方がいるかも知れません。
ですが、専業トレーダーにはこんなデメリットもあります。
収入が不安定
トレードで稼げなければ1円も入りません。必ず収入が入る保証は全くありません。専業トレーダーであれば、プレッシャーから冷静な取引判断ができず、損失のリスクが高まる可能性もあります。
ですが兼業トレーダーなら、本業の収入があるので、そのプレッシャーからは開放されます。
税金問題は自分の責任になる
会社員は基本的に税金や確定申告は会社が代わりに申告してくれます。
専業トレーダーになると「国民保険」「年金」「住民税」など全て自分で処理しなければいけません。また、社会保険であれば会社が折半して半分払ってくれるので、負担分も増えてしまいます。
社会的信用が低い
専業トレーダーはどれだけ稼いでも、残念ながら社会的には「無職」となってしまいます。
クレジットカードやローン、アパートの賃貸も難しいと考えてください。
デメリット
ここまで副業トレーダーのメリットをお伝えしてきました。
ここからは副業に限らず、トレーダー全体に言えるデメリットをお伝えします。
デメリットは事前に把握し、できるだけ軽減できるように心掛けましょう。
損する可能性がある
当たり前ですが、トレードで損してしまう可能性は十分にありえます。
そうならないために、資金管理をしっかり行うことが大切です。
資金管理とは、その名のとおり「お金を管理する」こと。
要は自分の取引における「お金の流れ」をきちんと把握し、効率良く運用していくことがトレードにおける資金管理です。
知らなければ得られるはずだった利益を逃し、思わぬ損失を生みます。
トレードする種類によっては、時間が合わない
取り扱いたいトレード市場の時間帯と、本業の就業時間が被っていて、やりたいトレードが難しい可能性もあります。
そんな時は休憩時間を利用したり、シフト調整できるならやってみましょう。
スマホアプリで売買注文を利用してみるのもよいでしょう。
また、ほかの市場を使うという手もあります。
FXなどであれば、24時間市場が動いているので、市場にこだわらず試してみてもいいかもしれません。
くれぐれも、本業の働き方を優先し合わせながら、調整してみましょう。
初心者のうちは「余剰時間」で行うくらいが、ちょうどよいのです。
まとめ
副業トレーダーは、「自分はトレーダー」だと名乗れば、すぐにでもなれます。しかし、トレーダーとして利益を上げたいのであれば、基礎知識やノウハウ、リスク管理について学ぶことがとても重要です。
何事もそうですが、楽してお金を稼ぐことは出来ません。また、リターンが大きければリスクが有ることもしっかり覚えておかなくてはなりません。
情報収集や研究は積極的に行い、少しずつ経験から得たノウハウを活かした自分なりのルールを決めて行くと良いでしょう。
これからFXトレーダーになりたい方には、DMM FXをおすすめします。初心者にも嬉しいサービスを提供していますよ。
どんな仕事でも日々の勉強は欠かせんけど、得た知識は必ず役に立つで、デス。
この記事は役に立ちましたか?
もし参考になりましたら、下記のボタンで教えてください。
コメント