最近では、テレワークというものが珍しくなくなり、自由に使える時間を利用して、副業したいと思っている方も多いと思います。
選択肢の一つに『トレーダー』というものがあります。
トレーダーについてのざっくりとした説明やメリット、デメリットなどはこちらを御覧ください。
トレーダーとして在宅副業を始めよう!〜トレードを副業にするメリット・デメリット〜
この記事では、トレーダーという副業に興味を持った方に向けて、失敗しないために決めておきたいルール5選をご紹介します。
トレードの目的・目標を決める
トレードをする理由や目的を決めましょう。具体的には、どのような成果を目指したいのか?取引で何を得たいのか?などを考えます。
取引の目的がはっきりとすることで、この後のルール作りが決めやすくなります。
例えば、たくさん利益を得ようとしたいのならば、それなりに資金も必要ですし、資金計画が重要になってきます。
取引にかける時間も、ある程度必要でしょう。
逆に、利益は少なくてもいいからあまり時間を掛けたくないという人もいるでしょうし、とにかく損をしたくないという人もいるかもしれません。
具体的なイメージができるほど、実現する可能性が高まるでしょう。
目的を決める時は、自分の性格やリスクをどのくらい受け入れられるかなどの考え方も含めて考えます。
あまり難しいことは考えず、浮かんだイメージやアイデアを紙に書き出して、後でまとめるとやりやすいでしょう。
トレードに使う時間を決める
トレードにどれだけの時間を使うことができるのか?を考えてみましょう。トレードを副業にしたい人は、まず本業を優先し、差し支えない時間帯を考えてみてください。本業との兼ね合いや自身の生活リズムも考えて、取引する時間帯を決めておくと、心身への負担は軽くなるでしょう。
一方で、取引に使える時間は限られてきます。狙いたい市場がある場合などは、市場の時間に合わせて、負担にならない範囲で、生活リズムを変えるのも選択肢の一つです。
また指値注文や逆指値注文といった注文方法をうまく使って、効率よく取引をするのがおすすめです。
自分の決めた時間内にエントリーすることを心がけ、時間延長はしないようにしましょう。
資金管理計画を決める
資金管理計画で、決めておくことは大きく2つ『全体の取引金額』と『獲得利益と最大損失の数字』です。
まず全体の取引金額を決めておきましょう。トレードには多くのリスクが伴います。資金をすべて失う可能性も大いにあります。必ず余剰資金で始めることとし、取引を始める前には取引の上限金額を決めておきましょう。
もう一つの決め事は、1回のトレードで目標とする、獲得利益と最大損失の数字を決めましょう。
分かりやすく言えば、利確幅と損切り幅を決めるということです。トレードに感情を持ち込まないために、利確幅・損切り幅を予め決めておくことが、重要です。
金額の決め方ですが、一般的に1度のトレードでの損切り幅は、総資金の2%以内が安全とされています。また、利確幅は損切り幅の2~3倍が適当でしょう。迷った時は参考にしてください。
また、1日当たりの最大損失額も決めておくと無難でしょう。
負けている時は、感情的になりやすく損失を増やしてしまいかねません。最大損失額を超えたら、その日のトレードは終わりにするようにしましょう。負けが続いた時でもリセットできます。
取引ごとにメモを取る
トレード結果のメモをとり、結果を自分なりに分析するようにしてみましょう。
メモする内容は、次のようなものが考えられます。
- エントリーから決済の日時や価格
- 通貨ペア
- ロングかショートか
- エントリーした理由は?
- 利確した決定した理由は?
- 損切りした決定した理由は?
- トレードに関する感想や反省
- チャートのキャプチャ
まずはメモを取り続けるということが大事です。
できるだけ負担を低くするなど、続けられる工夫をしてください。メモを取り続けることで、あなた自身にあったトレードルールが出来上がっていくでしょう。
そして、メモしたトレード結果を元に分析してみましょう。
勝ちパターンや負けパターンの共通項を探ったり、どんな環境やエントリー理由の時に勝っているか、または負けているかを分析します。
また、あらためて過去のチャートを見ると、後になって気が付くこともあるでしょう。それらの情報も追加しながら、認識を深めて行きましょう。
マーケットの知識を勉強する
これからトレードしていく市場について、どれくらいの知識を持っていますか?いくらアレコレとルールを決めて守っても、肝心の知識がないとうまくはいきません。知識は豊富であればあるほど、リスクは下がります。ギャンブルトレードにならないよう、トレードを始める前にその市場のことを勉強しましょう。
- マーケットの開始と終了の時間
- ボラティリティの状況
- トレンド
- 株価
- 為替動向の分析(ファンダメンタルズ やテクニカル分析)
もちろん、これ以外にも経済ニュース、経済指標などにも気を配ってみましょう。
トレーダーについてのざっくりとした説明やメリット、デメリットなどはこちらを御覧ください。
トレーダーとして在宅副業を始めよう!〜トレードを副業にするメリット・デメリット〜
経済の動きとマーケットの繋がりが分かるようになると、経済ニュースを観るのが楽しくなるで、デス。
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