就職、転職活動のためになにかスキルを身に付けたいなと考えたことありませんか?
でもスキルって、そもそもどんなもの?どんなスキルを身に付けたらいいのだろう?と迷っている方に向けて、この記事ではスキルとはなにか?また自分に適したスキルの見つけ方をご紹介します。
スキルとは?
スキルとは「訓練や学習によって獲得した能力」のことを指します。ポイントは、スキルは獲得できるものであるということです。遺伝的に決まるような「先天的なもの」ではなく、訓練や学習によって獲得できる「後天的に獲得可能なもの」がスキルなのです。
もし、あなたが今これといったスキルを持っていなかったとしても、
これから学習していくことができます。
また、今後も社会に必要とされそうなスキルに乗り換えることや、
今持っているスキルと掛け合わせ、相乗効果を狙うことも可能です。
身に付けたいスキルの見つけ方3ステップ
では、どんなスキルを選べばいいのでしょうか?ここで迷ってしまう方も少なくないと思います。
そんな方は次に紹介する3ステップを試してみてください。
1、なりたい自分を考える
まずは目標を立てましょう。
将来、自分がどうなりたいのか、どういう生活をしていたいか、ゴールをしっかり決めましょう。
例えば、子供が欲しい、や、老後は海外に移住したいなど、漠然とした目標で構いません。とにかくおもいつくままアイデアを書いてみてください。やってみたい仕事があればそれも書きましょう。
具体的な目標が見つかればそれにこしたことはありませんが、もし、分からなければ、したくないことを基準にしても大丈夫です。土日は働きたくない、や、残業したくない、でもOKです。書き出してみましょう。
2、そのための道のりを考える
目標・目的が設定出来たら、それに向けての道のりを考えていきましょう。
ここでのポイントは、できるだけ多くの選択肢を見つけることです。
まず、目標、目的を達成できそうな仕事を考えてみましょう。
先ほど例に上げた子供が欲しい人は、何年先に産みたいですか?出産後は働きますか?しばらくは子育てに専念しますか?
働くのであれば、産休育休が取得できる福利厚生が整っている会社を選びたいですね。また、出産・育児で休んだあともキャリアがあると復帰しやすい傾向にあります。となると、資格などがあれば有利になるかもしれません。
また、老後を海外でと思ったら、具体的には何年後を目指しますか?どこの国にしますか?それまでにいくら資金は必要ですか?それを達成できる職種を選びましょう。
渡航先の言語は話せますか?話せないなら、今から勉強しますか?仕事終わりに英会話スクールに行くなら、残業はなし、もしくは調整できる職場がいいですね。
なんなら、その言語に仕事の中で触れられるなら、より身につきそうですね。
次に、たくさん出来た選択肢の中から、自分が実現できそうな最適な案を見つけましょう。
先程の例でいうと、子供はあと5年後に欲しいな、出産後も働きたいけど、これといった資格がないとすると、5年の間にキャリアを積める職種を選ぶ、もしくは短期間で取れる資格、もしくは働きながら取れる資格があるかもしれません。早速、探してみましょう。
3、それに必要なスキルを身に付ける
目標が決まって、手段が決まったら、あとは達成に必要なスキルを洗い出してみましょう。
行政書士、簿記、医療事務、Webライター、保育士、ヘルパーなどなど調べればたくさん出てきます。取得期間も様々ですので、やってみたい職種や勉強する時間との兼ね合いで選んでみてください。
働きながら取れる(実務経験を要する)資格であれば、未経験でも働くことが可能なので、資格を取るまで就職できない、ということもありません。
自分の状況にあった方法で、ぜひ探してみてください。
また、職種によって必要なスキルの他にも、社会人として必要とされる基本的なスキル(コミュニケーション能力やチームワーク、問題解決能力、プレゼンテーションスキル、コンピューター操作能力など)も見直してみましょう。必要があればブラッシュアップできるとより選択肢が広がります。
まとめ
この記事では身に付けたいスキルの見つけ方をご紹介しました。
主に資格寄りの視点でのご紹介でしたが、第3章でも触れた社会人としての基本的なスキルを磨くことも、就職には有効かと思います。
どちらかではなく、並行して学んでいただければと思います。
将来のことを考え取得するスキルであれば、AI化され必要の無くなりそうなスキル獲得は避けたいところやなあ、デス。
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